2011年4月1日金曜日

ヤマザキ(山崎製パン)の業績に見る国民食生活の多様性

弁理士 佐成重範 Google検索 SANARI PATENT C Site http://patentsanari.cocolog-nifty.com R Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat Twitter http://twitter.com/sanaripat 山崎製パンの業績報告が届いたが、「パン最大手、全国展開の先駆、子会社でコンビニや菓子も展開、再建支援する不二家を子会社化」(会社四季報)と特色づけられる山崎製パンの業績動向は、国民の食生活動向を忠実に反映している。  2010-01-01~12-31期は、売上高9282億4200万円で前期比4.8%増、営業利益269億9100万円で18.7%増だが、今期(2011-01-01~12-31)の見通しも、売上高9290億円で2010期比0.1%増、営業利益280億円、3,7%増と、極めて安定・堅実である。今次報告(2010-12期)では食パン部門が売上高927億4500万円、0.5%の微減だが、「新技術により品質面で優位性ある・ふんわり食パン」が、ふんわり食パンメープルや、季節限定のバライティ化、超芳醇シリーズのリニューアルにより拡販した。菓子パンの売上高は3060億4200万円で前期と同額だったが、価格競争の激化を、薄皮つぶあんぱんなどのミニパンや、手作り感ある菓子パンの伸長で補った結果である。和菓子部門では串団子やまんじゅうの伸び悩みを、低価格対応の蒸しパン、新発売の吉野家牛肉まんの強化が補った。洋菓子部門は売上高1218億8200万円で10%増だが、量販店向け2個入り生ケーキ、大きなツインシュークリーム、スイスロールの伸長による。調理パン・米飯類は、和紙包装のハンバーガーやおにぎり。寿司が伸長し、売上高1008億8000万円で3.6%増した。 SANARI PATENT所見原料費の高騰を価格転嫁や物流合理化で吸収しつつ、外食チェーンとのコラボ商品投入、コンビニエンス機能店・コンビニ・フレッシュベーカリー・ベーカリーカフェなど販売網の多様化、ランチパックなど商品の新機軸や、新ブランド創出を活発に行う一方、パリ・カリフォルニア・上海・香港・台湾・タイなどでの製造販売・ベーカリー経営の一層積極化を期待する。 (訂正のご要求は sanaripatent@gmail.com にメール下さい) 

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